ChatGPTでコード修正をするときの注意点|そのまま使う前に確認したいこと
ChatGPTでコード修正をするときに確認したい注意点を、WordPressやNext.jsの小さな修正を例に、影響範囲・表示確認・エラー確認の流れで解説します。
Key Takeaways
- ChatGPTが出したコードは、そのまま貼る前に目的・影響範囲・既存仕様との違いを確認することが大切
- WordPressやNext.jsでは、小さな修正でも表示崩れやビルドエラーにつながることがある
- AIに依頼するときは、ファイル名、現在のコード、直したい内容、残したい仕様を具体的に伝えると進めやすい
- 修正後は、見た目だけでなく、リンク、フォーム、スマホ表示、TypeScriptエラーまで確認したい
結論:AIのコードは、そのまま使わず確認する
ChatGPTは、コード修正の相談相手としてとても便利です。エラーの原因を整理したり、修正案を出したり、既存コードの読み方を助けてくれたりします。
ただし、出てきたコードをそのまま貼り付けるのは注意が必要です。AIは、現在のプロジェクト全体の構造、既存のデザインルール、細かな仕様、過去の実装意図まで完全に理解しているとは限りません。
特にWordPressやNext.jsのサイトでは、小さな修正でも表示崩れ、リンク切れ、TypeScriptエラー、metadataの設定ミスなどにつながることがあります。AIは便利な補助として使いながら、最後は人が確認する前提で進めるのが安心です。
ChatGPTでコード修正するときに起こりやすいこと
ChatGPTにコード修正を依頼すると、見た目にはそれらしいコードが返ってきます。ですが、実際のプロジェクトに入れると動かなかったり、別の箇所に影響したりすることがあります。
よくあるのは、現在の設計と違う書き方を混ぜてしまうケースです。たとえば、Next.js App Routerのページなのに古い書き方が混ざる、既存のTailwindクラス設計を無視して固定色が入る、WordPressのテーマ側CSSとぶつかる、といったことがあります。
AIが間違っているというより、前提情報が足りないまま答えている場合が多いです。だからこそ、依頼するときの情報整理と、出力後の確認が大切になります。
- 既存のコンポーネント構成と違う書き方になる
- 使っていないライブラリ前提のコードが出る
- 固定色や固定スタイルが混ざる
- 一部の画面サイズで表示が崩れる
- TypeScriptやビルド時のエラーが残る
AIに依頼する前に整理したいこと
ChatGPTにコード修正を頼むときは、いきなり「直して」と伝えるよりも、前提を整理して渡す方が進めやすくなります。AIは文脈が多いほど、現在のコードに合わせた提案をしやすくなります。
たとえば、どのファイルを直したいのか、どんな表示にしたいのか、残したい仕様は何か、エラー文は出ているのかをまとめます。特に、既存のデザインルールや使ってはいけないクラスがある場合は、必ず伝えた方がよいです。
POLKUZのようにテーマ切り替えやデザインルールがあるサイトでは、固定色を使わない、既存のURL構造を壊さない、GA4イベントを維持する、といった前提が重要になります。
- 修正したいファイル名
- 現在のコード
- 起きている問題や変えたい内容
- 残したい仕様や壊したくない機能
- 使っている技術構成
- 表示されているエラー文
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WordPressで確認したいポイント
WordPressの場合は、テーマ、プラグイン、ブロックエディター、カスタムHTMLなどが関係します。AIが出したHTMLやCSSが正しく見えても、実際のテーマに入れると余白や文字サイズが変わることがあります。
特にカスタムHTMLブロックに貼るコードは、記事本文のCSSやテーマのスタイルに影響されやすいです。下書きで表示確認し、スマホでも崩れていないかを見ることが大切です。
また、functions.phpやテンプレートファイルを触る修正は、サイト全体に影響することがあります。小さな見た目の修正でも、どこに入れるコードなのかを確認してから進めたいところです。
- テーマのCSSとぶつかっていないか
- カスタムHTMLブロック内で表示が崩れていないか
- スマホ表示で横スクロールが出ていないか
- プラグインの機能と競合していないか
- functions.phpなど影響範囲の大きい場所を触っていないか
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Next.jsで確認したいポイント
Next.jsでは、見た目のコードだけでなく、Server Component、Client Component、metadata、ルーティング、TypeScriptの型なども関係します。AIの修正案が一見よくても、App Routerのルールと合っていない場合があります。
たとえば、metadataをexportしているページに誤ってuse clientを追加してしまうと、構成によってはエラーにつながります。また、リンク先URLを変更するときに、存在しないURLや旧URLを使ってしまうこともあります。
Next.jsサイトの小さな改善では、表示確認に加えて、lint、build、型エラーの確認まで行うと安心です。特に公開前は、見えているページだけで判断しない方がよいです。
- Server ComponentとClient Componentの使い分けが合っているか
- metadataのexport位置が正しいか
- TypeScriptの型エラーが出ていないか
- 内部リンクが存在するURLになっているか
- GA4イベントや既存の計測を壊していないか
出力されたコードを確認する手順
AIが出したコードは、すぐに本番へ入れるのではなく、段階的に確認します。まずは、何を変更しているのかを読みます。分からない部分があれば、AIに説明させるのもよい方法です。
次に、既存コードと比べます。不要な書き換えが入っていないか、既存の関数やコンポーネント名が変わっていないか、関係ない箇所まで変更されていないかを見ます。
最後に、実際の表示とエラーを確認します。PCとスマホの両方で見る、リンクをクリックする、フォームやボタンを試す、lintやbuildを通す。ここまで見てから反映する流れにすると、失敗を減らしやすくなります。
- 1AIが何を変更したのか読む
- 2既存コードと差分を見比べる
- 3不要な変更や仕様変更が混ざっていないか確認する
- 4ローカル環境で表示を確認する
- 5スマホ幅でも崩れていないか見る
- 6lint、build、型エラーを確認する
よくある失敗
よくある失敗は、AIの修正案を一括で貼り替えてしまうことです。部分的な修正で済む内容なのに、ファイル全体を書き換えると、既存の細かな調整が消えてしまうことがあります。
また、エラーが消えたことだけを見て安心してしまうケースもあります。エラーは消えても、デザインが崩れていたり、リンク先が変わっていたり、別の画面サイズで問題が出たりすることがあります。
- ファイル全体を置き換えて、既存の調整が消える
- エラー文だけを消して、原因を確認しない
- PC表示だけ見て、スマホ表示を確認しない
- 使っていないライブラリを追加してしまう
- 既存のURLやイベント名を変えてしまう
次にやること
まずは、AIにコード修正を頼む前に、現在のコード、直したい内容、残したい仕様を短くまとめてみてください。そのうえで、出力されたコードを一度読み、どこが変わるのかを確認します。
小さな修正であっても、表示確認、リンク確認、スマホ確認、エラー確認まで行うと安心です。分からないところは、AIに追加で説明させながら進めると、コードの理解にもつながります。
POLKUZでは、ChatGPTやAIコーディングツールを使いながら、WordPress / Next.js の小さな修正、UI調整、エラー確認、改善の進め方を必要なところから整えるサポートを行っています。
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まとめ
ChatGPTは、コード修正やエラー確認を進めるうえで心強い補助になります。ただし、出てきたコードをそのまま使うのではなく、目的、影響範囲、既存仕様との違いを確認することが大切です。
WordPressではテーマやブロックとの相性、Next.jsではApp RouterやTypeScript、metadata、ビルドエラーなどを確認する必要があります。
AIを使いながら、確認しつつ進める。小さな修正から試し、運営しながら改善しやすい形に整える。その姿勢が、AI時代のサイト改善では大切になります。
FAQ
よくある質問
ChatGPTが出したコードはそのまま使ってもよいですか?
そのまま使う前に、既存コードとの違いや影響範囲を確認することをおすすめします。見た目には正しく見えても、プロジェクトの構成や既存仕様と合っていない場合があります。
ChatGPTでWordPressの修正はできますか?
小さなHTML、CSS、表示調整の相談には使いやすいです。ただし、テーマやプラグインによって表示が変わることがあるため、下書きやテスト環境で確認しながら進めることが大切です。
Next.jsのコード修正をAIに頼むときの注意点はありますか?
App Router、Server Component、Client Component、metadata、TypeScriptの型などを確認する必要があります。AIに依頼するときは、使っている構成やエラー文、対象ファイルを具体的に伝えると進めやすくなります。
AIにコード修正を依頼するときは何を伝えればよいですか?
現在のコード、修正したい内容、エラー文、残したい仕様、使っている技術構成を伝えるとよいです。前提が少ないと、実際のプロジェクトに合わないコードが出ることがあります。
コード修正後は何を確認すればよいですか?
表示確認、スマホ表示、リンクやボタンの動作、フォーム、lint、build、TypeScriptエラーを確認します。小さな変更でも、別のページや画面サイズに影響することがあります。
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次に試せること
小さなWebサイト改善、WordPress / Next.js の修正、AIを使った進め方など、相談できる内容を確認できます。
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